2018年(平成30年)9月6日 03時7分 地震発生
北海道胆振地方中東部を震央とする地震
M6.7 震源の深さ37 最大震度7 北海道では初めて観測された地震
北海道胆振東部地震
その時の体験談や災害時に役立つ情報をお伝えします
地震発生
夜中の3時にいきなりの激震
スマフォの緊急地震速報もあの奇妙な音がなり続ける中、地震の揺れが凄すぎて
ベットの上から全く動けない
寝ていたこともあり、頭が既にパニック
何が起きているのかさえ、最初は分からなかった
ただただ、恐い
地震の音がハンパじゃない
家の「ガタガタ」や窓が「バリバリ」など
まるで、大きいブルトーザーがいきなり、自宅を押し付けながら解体されて行くんじゃないかと思う程の激しい「揺れ」と「音」
結構な長い時間揺れていた
家族の安否確認
Rossoの家族はみんな無事 ただパニック状態
家の被害の確認
次に部屋の様子を確認
2階の寝室は大丈夫にその時には思えた
1階に降りるとガッカリした
なんと食器棚の食器は扉の中で、グチャグチャになっていたり、棚から落ちている食器などが、落ちてたくさん割れている
扉と言う扉のものは、ほとんど開いている状態
キッチンの換気扇のカバーは抜けて曲がっている
昼間に家中を点検すると
家の基礎にはヒビが複数あり
家中の壁には亀裂が多数
家のあちこちで、被害があり
ブラックアウト
3時25分停電
北海道全域での大規模停電
ブラックアウトになる
その時にはこの地域だけだと思っていましたが
北海道全域です
電気の使えない期間が、3日間くらい続きました
電気が点かなく困った事
1.部屋の明かりが点けられない 部屋の電気が全てアウトになり明かりがつけられないのは、夜に何をするにも不便
明かりがないだけで、不安が増す
2.トイレの水が流せない事 トイレの水は、電気を使って水を流すタイプのスイッチなのでアウト 後から分かったが、手動で流せる事が分かったのだが、当初は風呂の水を汲んで、トイレに流していた
3.冷蔵庫 冷蔵庫の中にある物が、すぐにダメになる
4.お湯が出ない 電気でお湯のスイッチを入れるので、アウト お風呂、シャワーに入れない
5.テレビが見れない 電源が入らないのでアウトになり情報が入らない
6.携帯の充電が出来なく、電波もない 連絡もできなく、情報が入らない
外に出てみる
地震発生後、停電になりこれはやばいと、直ぐに明日からの食べ物を買わないといけないと思い、コンビニに車で出かける
外は真っ暗で、車で走っていても街灯がない街を走るのは恐い
懐中電灯を持ちながら、あちこちに人が出ていてみんな不安な様子
道路のあちこちに大きい段差が出来ていたり、道路が波打っていたりと物凄い異様な雰囲気の中
コンビニに到着するが、コンビニの電気はもちろん点いていない
車を駐車場に止めたら、店員さんが出てきて、
「レジが動かないので、営業出来ません。 ごめんなさい。」
といわれる
仕方がないので、24時間営業のスーパーやコンビニに行くが、全て同じ答え
元来た道のガタガタ道を通って自宅に帰る事に
災害時の食事
被災して食事が不安になります
食べ物のストックが家にない場合、本当に困る
買い物に行くにも、長蛇の列
店に入れても、食べ物は売っていません
全て売り切れ状態でした
冷蔵庫に入っていた食品を食べるのですが、停電で冷蔵庫が使えない
冷凍室に冷蔵庫の食材を入るだけ入れ直して、少しでも長く持たせるように工夫をする
幸い、ガスや水はRossoの家では使えた為、
コンロで、お米を炊いたり、茶碗洗いなどは出来たのでまだマシな方でした
しかし、マンションなどに住んでいる人たちは、水も出なく本当に苦労をしていましたね
水の配給に並んだり、公園の水を汲みに行ったりと、高層階の住人は苦労が人一倍多かったと思います
冷凍庫には、北海道では多くの家庭がジンギスカンがストックしている為、ウチもジンギスカンを食べたりと意外と、質素な感じはしませんでした
日中は、家の庭で焼肉やバーベキューをしている家庭も多く見られましたね
しかし、買い物を行くのを避けていたので、食べる量は自ずと減っていました
ただ、我が家では子供が牛乳が大好きな為、なくなった時にはもう大変でした
泣きじゃくる 泣きじゃくるで収まりがつかなかったので
お風呂
体が洗えない
本当に辛いですよ
お風呂に入れないのは
電気が点かないので、お湯のスイッチが入らない
仕方なく、水で体を拭いたり、頭を洗ったりと我慢比べですからね
ただ、水が使えたのがまだ、言い方ではあったのですが
情報が何も入ってこない
テレビ、携帯などの電気や電波の状況が悪くて使えなく、全ての情報は入ってこない
携帯は、携帯の基地局自体がダメになったのか、みんなのアクセスが集中するのかは分からないが
殆ど役に立たない
車に付いいているナビTVで情報は、ある程度見れていたが
当初、多少なりともパニックになっており、クルマにテレビが付いいていた事さえ忘れていた
しかも、ガソリンが勿体無いとずっとエンジンを欠けているのも心が引けていたのもあるのだが、
自宅近くのガソリンスタンドは、常に大渋滞で、1台10リットルまでしか入れれない規制もしていたのも知っていたので、ガソリンをセーブしていた
ラジオが一番いいとその時は本当に思った
しかし、その当時は自宅になかった為後から直ぐに購入したのだが、配送状況は道路の封鎖など
色々な状況が重なって、しかもほとんどのラジオが売り切れ状態のもあり、
商品が届いたのは、ずっと後でした
まとめ
災害時には本当に不便な事ばかりで、色々な物が欲しくなりましたが、一番私が感じたのは、今の状況が全く分からない事が1番の不安でした
電気の復旧はいつ?なのか、地震の震源地は? 食料は?
など
情報源のアイテムとして一番いいのはラジオ が一番だと言えます
しかも、電池の使わなくていいラジオ
手回しで充電をしてくれるラジオが一番です
スマフォはあの当時にはほとんど ガラクタに近い物でしたね
充電できても電波がないとか、使っていてそのうちに電波切れる
また、スマフォの電池がなくなるの繰り返しです
私の愛用のSONYのラジオは、ライトも点いてて、携帯電話にもラジオから充電ができます
普段は、キャンプの時に持って行って使ったりもできてものすごく重宝していますね
是非、災害の多い日本ですので、家庭に1台あれば絶対に役に立ちます
ラジオを自宅に保管しておきましょう
災害が起きてからでは遅いですし、災害時には納品の遅延や売り切れで入ってきませんので、
今のうちに、備えておきましょう
これは、本当です
今日、今、起きるかもしれない災害の準備として
災害がないのが一番ですけどね
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