日本国内にはたくさんの温泉があります
泉質も10種類に分類されます
1硫黄泉
2含鉄泉
3二酸化炭素
4単純温泉
5放射線泉
6塩化物泉
7含よう素泉
8硫酸塩泉
9酸性泉
10炭酸水素塩泉
十勝川温泉が有名なのは、モール温泉
以前はドイツ南西部バーテンと北海道十勝の2箇所だけでしたが、限られた場所で日本各地でも湧き出ています
しかしモール温泉は、温泉に関する法律『温泉法』や『鉱泉分析法指針』(環境省自然環境局)などの中には出て来ません
モール温泉という泉質自体定義がないようです
モール温泉は俗称で泉質としては定義ができないのです
モール温泉の語源
モール温泉の語源は、ドイツ語です
モール『moor』
です
植物性の亜炭などの腐植質を多く含む泥炭地を意味しています
モール温泉の効能
適応症は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾患、慢性消化器官、慢性皮膚病、病後回復期、疲労回復、観光増進、虚弱体質、慢性婦人病、冷え性、きりきず、やけど。
天然の化粧水の様な効能のモール温泉は、赤褐色や茶褐色系の色であることが多く、濃度が濃いモール温泉は黒褐色に見える所もあります。色はインパクトがありますが、匂いは殆ど無臭です。
モール浴の効能は肌への効果、具体的には肌の表面において、皮膚に必要なイオンの取り込み等の促進、細菌の発育抑制、あるいはヒアルロン酸(皮膚の水分を保持し、潤いや弾力を保つ作用等がある)を分解する酵素の抑制等が考えられています。
北海道立衛生研究所健康科学部温泉保健科研究職員
青柳直樹
通称 美人の湯とも言われています
ただ、モール浴は泥炭を直接肌に塗るのに対し、モール温泉浴は濃度が僅かな量です
モール浴に似た効果が期待されます
モール温泉は美人の湯と言われる程、人気がある温泉になっています
北海道遺産としても登録がされています
北海道のモール温泉の場所
有名なのは「十勝川温泉」です
平野部にモール温泉が多いのが特徴で、石狩平野でも温泉に入れる場所があります
最近では北海道の北部の「豊富温泉」アトピーにいいと言われ物凄い人気 全国から人が訪れます 本当の湯治ですね
札幌市内だと、「森林公園きよら」
札幌近郊だと北広島市にある「天然温泉森の湯」「竹山高原温泉」
石狩市は「番屋の湯」
などがあります
温泉で医療費控除
「豊富温泉」
アトピーや乾癬(かんせん)などの治療に長期で湯治をする方が、多い温泉
中には、移住をする人までもいるようです
ここの温泉は、なんと「医療費控除」が受けられます
平成29年7月4日、ふれあいセンターが温泉利用型健康増進施設に認定
温泉利用型健康増進施設とは、厚生労働省が定める一定の基準を満たし、温泉を利用した健康づくりを図ることができる施設のことをいいます。認定施設を利用して温泉療養を行い、かつ以下の要件を満たしている場合には、施設の利用料金、施設までの往復交通費について、所得税の医療費控除を受けることが出来ます。
温泉に入って医療費控除が受けられるのも嬉しい
医療被控除を受けるには、事前に予約が必要です
突然行っても医療費控除を受けることは出来ませんので、気をつけてください
まとめ
モール温泉は、肌にいいと言われていますので、湯治で入ってもよし、美容の為に入ってもよしの温泉になっています
お湯の色は茶褐色で、子供も一緒に入ると面白いかもしれませんね
モール温泉の事を少しでも分かっていただけたら嬉しいです
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